ちょっとした用途で、数年ぶりにPCを自作したわけですが、色々と規格が変わっていました。
まず、ATX電源のメイン電源のピン数が違う。電源は使い回そうとしてたけど、結局新しいケースを買う事に。 あとハードディスクがSATAで、当たり前なんだけど配線しやすい。 さらに買ってきたケースはフロントパネルのUSBコネクタも凄く使いやすい内部配線用のコネクタを備えているし、微妙に進歩してるんだな、と。
起動している時間が長くなりそうだったので、チップセット内蔵VGAがそこそこ性能が良く消費電力が低いもので、CPUもTDPが低いものを選んだ結果、Athlon X2 4850eとAMD 780Gの組み合わせとなった。
Windowsをインストールしてからも、Cool'n'Quietを設定して更に省電力化に努めてみたんだけど、最近はデスクトップ用のプラットフォームでも動的に電圧と周波数が変化していくのが良く出来ている。CPU温度も29度と低いところで安定している。
ただ、このCool'n'Quietを動作させるにはちょっとした手順が必要。BIOSレベルでの設定の有効化とWindowsの電源管理を調整しないといけなかった。
参照:Cool'n'Quiet™ テクノロジを使用可能にするには
ふと気になって調べてみたんだけど、IntelのPentium4やCoreシリーズに実装されているEISTも同様にBIOSと電源管理を弄らないと有効にならないらしい。オフィスのデスクトップPCも、設定を有効にしたら年間の消費電力量が節約できるんだろう、と思ってしまった。
AMDのCPUの場合、Cool'n'Quietを有効にすると待機時に10W近い電力が削減できるようだ。
グリーンITが流行っているけど、エコの一歩目としては悪く無いと思う。
グリーンITと言えば、BladeCenterを押しているIBMさんが売っているデスクトップPCはまさか設定されているよね、と思ったが今は Lenovo…。しまった…。
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